兵庫県で3200万円の建売住宅を購入したが「ここが不満」体験談を聞いてみた 建売住宅は不特定多数の人をターゲットにプランニングされる

建売住宅の後悔点4：南側にリビングがあるのに日差しが遮られる

「せっかく南側にリビングがあるんですが、周囲の家で日差しが遮られています。北側にリビングがあった方が、道路で開けているので明るかった気がします」

日当たりを重視する日本においては、南側にリビングがあるプランが人気です。

しかし、敷地の南側の目の前に建物がある場合には日差しが遮られやすく、あえて北側にリビングを設けた方が一年中やわらかな光が入って心地よく感じることがあります。

ただし北側リビングの場合には、冬場の寒さがデメリットになるので注意が必要です。

建売住宅の後悔点5：玄関の近くに洗面室と浴室がある

「玄関の近くに洗面室と浴室があるため、ドアを閉め忘れて来客時に中が見えてしまうことが何度もありました。この間取りには不満を抱えています」

建売住宅の場合は、土地が狭くて建物の面積が小さいこともあって、玄関先に洗面所や浴室を設けるケースは意外と多いものです。

また玄関に面して洗面室と浴室があると、帰宅してすぐに手洗いや入浴ができるので、花粉症やウイルス対策としても有効です。

しかし一方では来客時には他の家族が入浴しにくい、ドアを開けっ放しにすると中が丸見えになるといったデメリットも。

来客が多いご家庭の場合には、浴室の位置は玄関から見えにくい場所にあった方が良いでしょう。

思わぬ満足点も！我が家の建売住宅、ここがお気に入り

続いてご夫婦から、住宅の満足ポイントも教えてもらいました。

住んでから感じるポイントは意外に多くあったそうです。