2. アイスクリームの値段が最も上がらなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 金沢市 ▲9円(281円)
  2. 岡崎市 +8円(284円)
  3. 岐阜市 +14円(295円)
  4. 松阪市 +16円(295円)
  5. 大津市 +17円(298円)
  6. 山口市 +18円(305円)
  7. さいたま市 +20円(283円)
  8. 川口市 +20円(274円)
  9. 川崎市 +20円(292円)
  10. 相模原市 +20円(287円)
  11. 松江市 +20円(308円)

なお、全都市の小売価格の平均は296円(2023年9月時点)、前年同月比では12%の伸びとなっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。

3. アイスクリームの年間支出額はどれくらい伸びたか

アイスクリームに関する年間支出額は対前年同月比でどれほど伸びたのでしょうか?

2023年9月時点の小売価格をもとに、1週間にアイスクリームを1個消費した場合のシミュレーション結果を比較してみましょう。

3.1 <2023年9月時点の価格で1週間に1個のアイスクリームを消費した場合の年間支出額>

※2023年9月時点の小売価格をもとに計算したアイスクリームの年間支出額(前年同月からの金額の変動幅)

  1. 立川市:1万5236円(+2704円)
  2. 佐倉市:1万3676円(+2652円)
  3. 福山市:1万6744円(+2600円)
  4. 那覇市:1万8148円(+2548円)
  5. 高松市:1万6692円(+2496円)
  6. 徳島市:1万6016円(+2392円)
  7. 郡山市:1万4872円(+2340円)
  8. 姫路市:1万6328円(+2288円)
  9. 奈良市:1万5912円(+2288円)
  10. 盛岡市:1万5652円(+2236円)

※1個×52週間で計算

1位の立川市では年間2704円の増加となっています。

1週間に2個なら5408円、3個なら8112円の増加です。

なお、令和4年における東京都の賃金は375.5万円です(出所:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」)。

1週間に1個のアイスクリームを消費した場合、賃金に占める年間支出額の割合は0.41%となります(小数点第三位を四捨五入)。