住宅ローンは無理なく返済できるプランを立てましょう
5000万円の住宅ローンは35年の返済期間でも10万円以上の返済額となり、年収によっては家計の中で返済の占める割合が高くなります。借入ができたとしても滞りなく返済を続けていけるとはかぎらず、慎重に判断する必要があります。
今回の試算では手取り年収が1000万円以上あれば、ある程度無理なく返済できる結果となりました。借入の際にはさまざまな状況を想定し、甘い見通しを立てないようにしましょう。
参考資料
- 国土交通省「不動産価格指数(住宅)令和5年6月・第2四半期分)」
- 金融広報中央委員会「借入返済額シミュレーション」
- 住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査(2023年4月調査)」
- 住宅金融支援機構「【フラット35】借入金利の推移」
- 国土交通省「令和4年度住宅市場動向調査報告書」
松田 聡子