注文住宅は自由度が高くて顧客の要望を反映させやすいことがメリットですが、一方では予算オーバーになりやすく、完成後のイメージがわきにくいといったデメリットがあります。

一般社団法人住宅生産団体連合会(住団連)が公表した「2022年度戸建注文住宅の顧客実態調査」によると、戸建注文住宅の世帯主年齢の平均は40.6歳で、世帯年収は1068万円、住宅の延床面積は123.6㎡(約37坪)、建築費は4224万円となっています。(住宅取得費の合計では6370万円)

そして自己資金は1915万円、借入金は5473万円だそうです。

※住団連は、国土交通省所管の社団法人として1992年6月に発足したもので、低層住宅を建設する団体を中心に構成されています。

住宅金融支援機構のフラット35利用者調査や国土交通省の住宅市場動向調査報告書による結果と比較して、かなり高額になっていることがわかります。

一口に注文住宅といっても、地域によって価格差があり、施工する業者によっても費用や仕上がりが大きく異なります。

そこで本記事では、大阪府で注文住宅を建てた方の体験談を元に、後悔した点や満足した点を紹介したいと思います。

注文住宅を建てて後悔したポイント5選

注文住宅を実際に建てた方に、後悔した点を5つ教えてもらいました。

次のような方の実際の体験談になります。

  • 【居住地】   大阪府
  • 【建物の階数】 3階建て
  • 【建築費】   3500万円
  • 【施主の年齢】 30歳代、夫