世間でも騒がれている通り来年から2024年1月からNISAが新しく生まれ変わります。

筆者が普段お客様の資産運用の相談を受ける中で、ほとんどの人が「つみたてNISA」、「新NISA」のことを質問されます。

それだけ世間の注目度が髙いことが分かりますね。

本記事では、新NISAの変更点を現行の制度と比較しながらポイントを整理し、積立投資で毎月3万円運用した場合のシミュレーション結果も見ていきましょう。

1. 【新NISA】現行NISAからの改良ポイント4つ

まずは現行のNISA制度と新NISA制度について、内容を詳しく確認していきましょう。

出所：金融庁「NISAとは」をもとにLIMO編集部作成

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現行のNISA制度は「一般NISA」と「つみたてNISA」にわかれています。

1.1 現行NISA「一般NISA」

  • 年間非課税枠：120万円
  • 非課税保有期間：5年間
  • 投資可能商品：上場株式、投資信託等

1.2 現行NISA「つみたてNISA」

  • 年間非課税枠：40万円
  • 非課税保有期間：20年間
  • 投資可能商品：投資信託やETF