【厚生年金と国民年金】10月13日支給分から「手取り額」が変わった理由とは？老齢年金の平均月額「額面」も表で確認する

4. 老後に向けて年金に依存しないマネープランを

老後に受給する年金についてシニアの年金月額もあわせて確認してきました。

厚生年金も国民年金も決して十分とはいえない金額だと感じた方は少なくないでしょう。

現役時代にしっかり準備をしておかないと、老後の生活は苦しいものになってしまいます。

一昔前は定期預金の金利だけで資産を増やすことができましたが、いまはほぼゼロ金利です。環境に合った方法も取り入れながら効率良く資産形成していく必要があるでしょう。

例えば、国が後押しするNISA（ニーサ）やiDeCo（イデコ）は、リスクを伴うものへの投資となりますが税制面におけるメリットが非常に大きい制度です。

毎月ワンコイン程度の少額から無理なく始められるため、若い世代を中心に注目度の高い制度です。

こうした制度も視野にいれつつ、ご自身の意向に合う方法で効率良く資産を積み上げていきましょう。

ここでは年金にまつわる「よくある質問」について見ていきます。

A1. 公的年金は2階建ての構造となっており、1階が国民年金、2階が厚生年金です。

A1. 会社員の方は、勤務先で確認することができます。

もしくは基礎年金番号通知書、年金手帳（青色）、国民年金保険料の口座振替額通知書、国民年金保険料の納付書や領収書、年金証書、年金額改定通知書等の通知書等でも確認できます。

A1. 資格取得した月の保険料から支払う必要があります。

保険料は月単位で計算するので、月の途中で退職した場合は前月分までを納めます。月の途中で新しい会社に入社した場合、その月から保険料を支払います。

川村哲之