ワールドカップラグビーが盛り上がりを見せました。

ラグビーのルールは複雑に見えますが、相手陣地に攻め込むことで、得点も取りやすくなります。他のスポーツに比べ激しいスポーツでもあり、プレーしている方は体力的にも大変です。

大変だからこそ、見ている方も楽しむことができますね。

このワールドカップラグビーの開催期間も10月末までと、長い期間で設定されています。

ラグビーに限らず、定年退職後にスポーツ観戦を楽しみにしているという方は多いようです。

一方で、定年退職後にリタイアできる方は多くなく、働き続けるシニアは年々増加しているのが実情です。

今回は、老後にもらえる年金とシニアの就業率を見ていきましょう。

1. 老後にもらえる年金の平均額はいくら?

老後にもらえる年金は、老齢厚生年金や老齢基礎年金(国民年金)です(遺族年金や障害年金を除く)。

1.1 老齢厚生年金の平均月額

2022年12月に厚生労働省年金局から発表された令和3年度「厚生年金保険・国民年金事業の概況」を見ると、厚生年金保険(第1号)受給権者の平均年金月額(老齢基礎年金を含む)は2021年(令和3年)度で14万3965円でした。

続いて国民年金の平均月額も確認しましょう。