新築戸建ての後悔集4:トイレの位置に後悔(兵庫県50歳代)
「2階のトイレの間取りを1.5畳ほどにし、少し広めにしてゆったりできるようにと考えたのですが、西側にあるため夏場は特に熱がこもり、ゆったりどころか無駄に広く掃除するのも嫌になります」
プロからのアドバイス
トイレに限らず、西側に位置する部屋は暑くなります。
理由は、西日が差して壁や部屋に熱がこもるからです。
どうしてもトイレを西側にしか配置できない間取りの場合は、以下のような対策を行いましょう。
- 壁や窓に直射日光が当たらないようヨシズ(すだれ)を設置する
- 植栽を植えて影をつくる
少しでも暑さを抑えることで快適に使用できます。
新築戸建ての後悔から学ぶこと
新築戸建てを検討する際に「部屋の広さ」や「部屋の数」「耐震性」などに重きを置く方は多いでしょう。
つまり、トイレにこだわる方は少ないかもしれません。
しかしトイレは、毎日誰かが使う場所です。
そのため、トイレの機能性やインテリア性を重視してこだわりが強くなるあまり、快適性に欠けてしまっては意味がありません。
これから新築戸建てを検討している方は、この記事で解説した「後悔集」をぜひ参考にして、今後の家づくりの参考にしてみてください。
参考資料
岩井 佑樹