近年では、トイレの機能性を重視したり、インテリア性を重視した空間にしたりとトイレに「こだわり」を持つ方が増加しています。
総務省の小売物価統計調査によると、2023年8月の温水洗浄便座の全国平均価格は4万6074円となりました。
しかし、トイレにこだわる一方で、新築戸建てのトイレにまつわる後悔ポイントは意外と多いものです。
そこでこの記事では、これから新築を建てたり購入したりする方のために、新築戸建てのトイレにまつわる以下の「後悔集4選」を詳しくご紹介します。
- トイレの床の色に後悔
- トイレの数に後悔
- トイレの広さに後悔
- トイレの位置に後悔
さらに、不動産のプロ目線でのアドバイスを解説しますので、これから新築を検討している方はぜひ最後までチェックしてみてください。
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出所:LIMO編集部作成
この記事を読んで、後悔のない家づくりを実現させましょう。
新築戸建ての後悔集1:トイレの床の色に後悔(東京都40歳代)
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Galina-Photo/shutterstock.com
「トイレの床の色に失敗したことです。白色にしたのですが、髪の毛が目立ってしまい、気になります。
常に清潔感のあるトイレを保ちたいので、気づいたらすぐ掃除しますが、もし床がグレーなどだったら今よりも気にならなかったかなと思います。脱衣所がグレーの床なので、統一してトイレもグレーにすればよかったです」
プロからのアドバイス
白色のトイレは、清潔感があり住んだばかりのころはきれいに保たれます。
しかし長く住むと、汚れが落ちにくく目立つことも多いのが現状です。
そこで、トイレの汚れが目立たないようにするために、以下のような色を選ぶのがおすすめです。
- ベージュ
- ピンク色
- 黒
- 紺色
このような色にすることで汚れが目立ちにくく、トイレの印象がよくなります。
新築戸建ての後悔集2:トイレの数に後悔(埼玉県40歳代)(和歌山県50歳代)
【体験談①埼玉県40歳代】
「一階と二階にトイレが1つずつ、合計2つあるのですが、トイレは1つだけで良かったと思っています。2箇所トイレ掃除をするのが大変なためです。慣れてしまえば1つで十分です」
【体験談②和歌山県50歳代】
「トイレの数が少ないです。自宅は二階建てなんですけど、二階にもトイレがあると良かったです。いちいち一階まで下りるのは面倒です」
プロからのアドバイス
家にトイレが2つあることで、いわゆる「朝のトイレ渋滞」を回避したり、階段をわざわざ下りずに使用することができます。
そのため近年では、1階と2階にそれぞれトイレがあるプランを標準仕様にしているハウスメーカーが多いです。
しかし体験談①のおうちのように、トイレを2つ利用することが少ない家庭もあります。
一方で、体験談②のおうちは、トイレを使用するためにわざわざ1階まで下りることが後悔点です。
そこで、下記の条件に合うおうちは、トイレを2つ設置するのがおすすめです。
- 2階建て以上の家
- 4人以上の家族がいる
- 朝の支度の時間が同じ
家族構成や生活スタイルなどに応じてトイレの数を検討するようにしましょう。
新築戸建ての後悔集3:トイレの広さに後悔(鳥取県30歳代)
「トイレの間取りを少し大きくしすぎたために、便器からドアまでの距離が遠くなってカギをかけにくくなったのが後悔ポイントです」
プロからのアドバイス
結論から言うと、快適に感じるトイレの広さは以下の通りです。
- 便器の両側...20㎝以上
- 奥行...50㎝以上
広くて開放的なトイレは誰もが憧れますよね。
しかし、広すぎると使い勝手が悪くなり、狭すぎると快適性に欠けた空間になってしまいます。
毎日使用するトイレなので、リラックスできる広さにするのが理想です。
ハウスメーカーに相談しながら決めましょう。
新築戸建ての後悔集4:トイレの位置に後悔(兵庫県50歳代)
「2階のトイレの間取りを1.5畳ほどにし、少し広めにしてゆったりできるようにと考えたのですが、西側にあるため夏場は特に熱がこもり、ゆったりどころか無駄に広く掃除するのも嫌になります」
プロからのアドバイス
トイレに限らず、西側に位置する部屋は暑くなります。
理由は、西日が差して壁や部屋に熱がこもるからです。
どうしてもトイレを西側にしか配置できない間取りの場合は、以下のような対策を行いましょう。
- 壁や窓に直射日光が当たらないようヨシズ(すだれ)を設置する
- 植栽を植えて影をつくる
少しでも暑さを抑えることで快適に使用できます。
新築戸建ての後悔から学ぶこと
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新築戸建てを検討する際に「部屋の広さ」や「部屋の数」「耐震性」などに重きを置く方は多いでしょう。
つまり、トイレにこだわる方は少ないかもしれません。
しかしトイレは、毎日誰かが使う場所です。
そのため、トイレの機能性やインテリア性を重視してこだわりが強くなるあまり、快適性に欠けてしまっては意味がありません。
これから新築戸建てを検討している方は、この記事で解説した「後悔集」をぜひ参考にして、今後の家づくりの参考にしてみてください。
参考資料
岩井 佑樹