運がいい
大手企業で部長を務めるCさんは、自分の上司、すなわち役員や社長などを見ているなかで「上の役職になるにつれ、出世できるかどうかには運・不運の要素の方が大きくかかわってくる」ことを実感していると話します。
結局のところ「運」なのか、とがっかりしてしまう人もいるかもしれませんが「ここまでくると実感せざるを得ない」とCさんはいいます。適切な年齢のときにポストがあるかどうか、そもそも昇格のテーブルに乗れるかどうか、社長や役員など引き上げてくれる立場の人との相性が良いか(好かれているか)など、出世のポイントになる点には運の要素も多いというのです。
「(部下だけでなく上司にも)嫌われたら出世はできません。でも、上司に好かれるかどうかのポイントはどの立場であっても『自分(上司)を助けてくれるかどうか』だと思います」