これから年金を受給する人の中には、どのくらい年金支給があって、そのうちどんな税金が天引きされるのか、少なからず不安に感じる人もいるのではないでしょうか。
年金から天引きされる税金や保険料の項目は4つです。
受給額や、状況しだいでは天引きされないケースもあります。
次の年金支給日は2023年10月13日(金)ですが、どのような条件で天引きされる人、されない人が分かれるのでしょうか。
本記事では、税金と保険料の内訳や、天引きの条件、天引きがなくなり普通徴収へ切り替わる理由などを紹介しています。
本来の年金受給額が知りたい人は、ぜひ記事内容をご確認ください。
1. 年金から天引きされる税金と保険料とは?
基本的に年金は、次のお金が天引きされた状態で支給されます。
- 所得税
- 住民税
- 介護保険料
- 健康保険料
支給される予定の金額が記されたねんきん定期便には、税引前の金額が記載されているため、額面通りにとらえてしまうと、いざ支給されたときに少々混乱してしまいます。
年金の天引き制度はよく覚えておきましょう。
年金からの天引き制度は、受け取る側はわざわざ税金や社会保険料を支払いに出向く必要がなく、自治体や国は税収を確実に確保できるため、双方にメリットがあるとして採用されています。
多くの人は、支給される年金から税金や保険料が天引きされますが、なかには天引きされないケースもあります。