3. 急に年金天引きがなくなるケースも
介護保険料や健康保険料、所得税などが年金から天引きされることがわかりました。
一度納付方法が決まってしまうと、途中で変わるケースは少ないです。
ただし、転居や年金支給のタイミングで特別徴収が止まり、普通徴収に切り替わる可能性があります。
納付を忘れてそのままにしておくと、延滞金が発生することもあるので、急に天引きされなくなった時は、各自治体へ確認してみましょう。
4. 年金から天引きされるお金を知る
年金から天引きされる税金は、所得税・住民税・介護保険料・健康保険料の4つです。
所得税は一定の所得に対して課税される税金なので、もらう年金が少ない場合は所得税がかからず、天引きされないケースもあります。
住民税は転居の兼ね合いで天引きがストップすることがあるでしょう。年金をもらう人の多くは、天引きの対象となるケースが多いです。
ねんきん定期便の記載された金額から、税金や保険料を引いた金額が支給額となることを認識しておきましょう。
【ご参考】
2021年度末時点での厚生年金と国民年金の平均額は、以下のとおりです。
参考資料
LIMO編集部