【塾選び】安さと塾の質のバランス
どのタイプの塾を選ぶにしろ、まず「気になる塾は相場より安いかどうか」が一つの大きな判断材料になります。とくに教育費は大学進学時にピークを迎えるため、できるだけ抑えたいのが親の本音です。
塾に通わせる必要があれば気になる塾をピックアップし、体験授業を経て最終的に入会するかどうかを決めるのが「塾選び」の大まかな流れです。
教育産業である塾は他の企業や他業種と同じように利益を出さなければ会社としてやっていけません。その中で「明らかに他の塾よりも安い」というのは何か理由があると考えてよいでしょう。
月謝が安いことは保護者、つまり消費者的には嬉しい反面「どうしてこの値段なのだろうか」と考えることも必要です。安い理由を確認、または探ってみるポイントは以下の通りです。
- 月謝以外に教材などの費用を入会前に確認する
- 季節講習会の金額を確認する
- 教室の立地条件が悪く賃料を抑えられる場所
- 教室が狭く自習室がないか席が少ない
- 補助プリント等なくコピー用紙など備品を節約している
入会すれば少なくとも週に1回は塾に通うことになります。送迎が必要かどうかや、子どもが落ち着いて勉強できる環境かどうか月謝に惑わされずに冷静に考えてみるようにしましょう。