2024年から新NISAまであと4カ月を切りました。新NISAで新たに投資を始めたいと考えている人もいるかもしれません。

では、そもそも投資は資産形成にどれくらい効果があるのでしょうか。

本記事では、貯金した人と投資した人の20年後の資産額の差をシミュレーションします。

運用利回りごとの資産額の違いも紹介するので、参考にしてみてください。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

新NISAとは

出所:金融庁「新しいNISA」をもとにLIMO編集部作成

まずは、新NISAの概要を確認しましょう。

新NISAは投資で得た利益や配当金が非課税になる制度です。

たとえば、100万円で購入した株式を120万円に値上がりしたタイミングで売却した場合、通常は利益20万円に対して、約20%の4万円の税金が発生します。

ただし、新NISAではこの4万円の税金がかからず利益20万円をまるまる受け取ることが可能です。

年間に投資できる金額は最大360万円で、合計1800万円分(購入時の価格)まで非課税で投資商品を保有できます。

さらに、非課税期間は無期限のため長期的な運用が可能です。つみって投資枠と成長投資枠で投資できる商品は異なりますが、投資信託を中心に株式やETF、REIT(不動産)などのさまざまな資産に投資できます。