「月3万円」貯金した人と積立投資した人の20年後の差はいくらか

新NISAでの投資を検討している人もいるかもしれませんが、そもそも投資は資産形成にどれくらい効果があるのでしょうか。

毎月3万円を貯金する人と投資する人で、20年後の資産額の違いを確認しましょう。なお、投資での運用利回りは年利3%とします。

毎月3万円の貯金と積立投資をした場合の資産評価額:貯蓄・積立投資

  • 5年後 180万円・193万9000円
  • 10年後 360万円・419万2000円
  • 15年後 540万円・680万9000円
  • 20年後 720万円・984万9000円

毎月3万円貯金をした場合と投資をした場合の、20年後における資産額の差は264万9000円です。

投資が資産形成に与える影響がわかります。

ただし、シミュレーションは年利3%での運用が前提です。

年利3%は一般的に狙うのが難しい利回りではないですが、投資の運用利回りは経済状況などにより日々変動します。

また、運用なのでリスクもあります。シミュレーションどおりの運用が必ずできるわけではないことに注意しましょう。

運用利回りごとの20年後の資産額はいくらか

さきほど運用利回りが年利3%の場合でシミュレーションしましたが、運用利回りが変わると資産額はどれくらい変動するのでしょうか。

運用利回りごとの20年後の資産額は以下のとおりです。なお、毎月の投資額はさきほどと同様に月3万円とします。

出所:金融庁「資産運用シミュレーション」をもとに筆者作成