9月に入り、新NISA制度がはじまるまで約4カ月となりました。
最近になって新NISAについてのニュースや記事を見聞きすることも多くなっているのではないでしょうか。
今回は新NISAとはなにか、成長投資枠とつみたて枠のちがいとはなにか、また新NISAの特徴について、現行のNISA制度と合わせて解説します。
新NISAと制度の30~40歳代での活用法についても紹介します。
新NISAに興味はあるけれどまだなにもしていない、という方にとっても参考になればと思います。
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新NISAとは。2023年までの現行制度を解説
新NISAとはどのようなものなのでしょうか。現行のNISA制度との違いとあわせて解説します。
2023年までのNISA制度とは
NISA(少額投資非課税制度)は2014年から始まりました。2023年までの10年間の運用を経て、2024年から制度内容が変更になることが決まっています。
NISA制度とは、NISA口座を作りNISA口座で投資を始めて運用して利益が出た場合、利益には課税されないというルールが適用されるというものです。
現行のNISA制度は「一般NISA」「つみたてNISA」と2つの区分に分けられていて、どちらか一つを選択して利用することができます。
一般NISAとは非課税期間が5年で、株式投資や投資信託などが投資対象となります。年間の投資額上限は120万です。
つみたてNISAは非課税期間が最長20年です。名前のとおり、投資対象は積立投資信託で、年間の投資額上限は40万円です。