【40～50歳代】でも「おひとりさまの貯蓄」の中央値は約50万円。貯蓄ゼロは3割強に 平均貯蓄額はいくらか

50歳代「おひとりさまの貯蓄額」はいくらか。平均と中央値の差とは

次に、50歳代おひとりさま世帯の貯蓄額を確認しましょう。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（令和4年）」によると、50歳代単身世帯の金融資産保有額は以下のとおりです。

50歳代おひとりさま世帯の貯蓄額の分布（平均・中央値）

• 非保有            ：39.6％
• 100万円未満        ：11.5％
• 100～200万円未満    ：5.5％
• 200～300万円未満    ：4.4％
• 300～400万円未満    ：3.0％
• 400～500万円未満    ：1.9％
• 500～700万円未満    ：3.0％
• 700～1000万円未満    ：5.5％
• 1000～1500万円未満    ：4.6％
• 1500～2000万円未満    ：4.1％
• 2000～3000万円未満    ：4.1％
• 3000万円以上        ：9.6％
• 無回答            ：3.3％
• 平均値            ：1048万円
• 中央値            ：53万円

中央値は40歳代単身世帯と同じく、53万円です。貯蓄ゼロ世帯は約4割となっています。

一方で、平均貯蓄額は1048万円で、40歳代単身世帯の平均貯蓄額657万円から391万円アップです。

貯蓄ができる世帯は、40歳代から50歳代にかけてさらに貯蓄を増やしています。3000万円以上の貯蓄がある世帯の割合も9.6％と高いです。