老後に向けて40歳代・50歳代から資産形成の検討を
今回の調査より、一般的に平均年収が高い40~50歳代であっても、貯蓄の差が大きく見られることがわかりました。
収入や家計などは個人差があり、一概に言えるものではありませんが、きたる老後に向けて今からコツコツと貯蓄をはじめることは大切でしょう。
貯蓄ゼロの場合、まずは貯蓄習慣をつけることが大切です。現在の月の収支を一度書き出し、無理のない範囲で毎月一定額を貯蓄していきましょう。
給料日に貯金した残りで生活する先取り貯金であれば、確実に貯金がたまりやすくなります。
また、2024年からは新NISAがはじまる予定です。NISAやiDeCoは、通常運用益に対して約2割かかる税金が非課税になる、国の税制優遇制度です。
ある程度貯蓄が貯まったら、一部で資産運用をするのも選択肢の一つでしょう。
たとえば、毎月3万円の積立投資を年利3%で15年間運用できた場合、約680万円(うち元本540万円、利益約140万円)の老後資金を準備可能です。
投資にはリスクがありますが、一方で効率よく貯蓄をすることも可能です。新NISAがはじまるまで約4ヶ月ですから、今から情報収集するといいでしょう。
気づいたときがはじめどき。今からできる老後資金対策について、考えてみてくださいね。
参考資料
苛原 寛
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。ライフプランにあわせた資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で、趣味は音楽鑑賞と読書(2025年3月16日更新)