マイホーム購入を検討する場合、多くの世帯が通る関門が「住宅ローン」選びですね。
審査に通らなければ借り入れをすることができないので、なんとしても審査を通過したいものです。
今回は、「住宅ローンをどうしても通したい人」に向けて、おすすめの住宅ローンと、住宅ローンの審査の基準について解説していきます。
当記事を参考に住宅ローンを検討してみてください。
この記事を読んでわかること
- 住宅ローンをどうしても通したい人向け「おすすめの金融機関2つ」
- 住宅ローンの審査の基準について
- 住宅ローンの審査で勤続年数や個人事業主のため不安な人はフラット35がおすすめの理由
住宅ローンをどうしても通したい人に「おすすめの金融機関2つ」
住宅ローンをどうしても通したい人におすすめなのは、「住信SBIネット銀行」と「ARUHI(アルヒ)」です。
また、フラット35であれば勤続年数に制限がないため、転職したばかりの人や個人事業主でも申し込めます。
その1:住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行のメリットは以下のとおりです。
- ネット銀行のなかでも金利が低い
- 全疾病保障が無料付帯している
- 40歳未満の場合3大疾病50%保障が基本付帯
- 契約者が女性の場合、ガン診断給付金特約が基本付帯
ネット銀行のなかでも金利が低い点は魅力的ですね。
一方、住信SBIネット銀行のデメリットについても触れておきましょう。
- 窓口相談できる店舗が全国10カ所と少ない(2023年8月末現在)
- 全疾病保障が適用される条件のハードルが高い
ネット銀行でありながら対面での相談窓口(支店・ローンプラザ)も存在しますが、住宅ローンの相談に対応できる店舗数が少ないうえ、エリアに偏りがある点はやや不便かもしれません。
【関連記事】住信SBIネット銀行の住宅ローンにデメリットはある?メリットや金利もあわせて解説
その2:ARUHI(アルヒ)
ARUHI(アルヒ)のメリットは以下のとおりです。
- 金利が低い
- 「ARUHIファストパス」を使えば審査が早い
- 保証料と繰上げ返済手数料が不要
- 疾病保障が充実
金利が低く、疾病保障が充実が充実している点が魅力的です。
一人、ARUHI(アルヒ)のデメリットは以下のとおりです。
- 融資手数料が高い
- ワイド団信が付帯可能なのは「ARUHIスーパーフラット」だけ
- 審査が早いのは「ARUHIファストパス」を使った場合のみ
ワイド団信が付帯可能なのは「ARUHIスーパーフラット」だけとなっていますので、注意しましょう。
【関連記事】ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの審査は厳しい?金利やメリット・デメリットも解説
住宅ローンの審査の基準について
国土交通省は令和5年3月「令和4年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」を公表しています。
住宅ローンを扱う民間金融機関の約9割が回答しており、その結果の信憑性は高いと言えるでしょう。
同調査結果の「融資をする際に考慮する項目」を回答数順に並べると以下の通りです。
- 1位:完済時年齢(98.7%)
- 2位:健康状態(97.9%)
- 3位:借入時年齢(97.2%)
- 4位:担保評価(96.1%)
- 5位:勤続年数(93.2%)
- 6位:連帯保証(93.1%)
- 7位:返済負担率(93.0%)
- 8位:年収(92.9%)
- 9位:金融機関の営業エリア(90.7%)
- 10位:国籍(73.3%)
完済時年齢や借入時年齢、勤続年数が重要になっていることがわかります。
住宅ローンの審査で勤続年数や個人事業主のため不安な人、どうしても通したい場合はフラット35がおすすめの理由
住宅ローンをどうしても通したい人に「フラット35」がおすすめの理由は以下のとおりです。
- 審査基準には勤続年数の制限などがないため、転職したばかりな人や個人事業主でも申し込める
- 住宅ローン諸費用(事務手数料や保証料など)が安い
- 金利が固定のため計画的に返済しやすい
転職したばかりの人や、勤続年数、雇用形態などを気にすることなく申し込みができるので、審査が不安な人におすすめです。
参考資料
まとめ
- 住宅ローンをどうしても通したい人向けにおすすめの住宅ローン2つは「住信SBIネット銀行」「ARUHI(アルヒ)」など
- 住宅ローンの審査の基準には完済時年齢や借入時年齢、勤続年数などが重要になっている
- 住宅ローンをどうしても通したい人には勤続年数などで制限のない「フラット35」がおすすめ
MeChoice編集部