2022年4月から成人年齢が18歳に変わりました。
そのため、18歳からクレジットカードを作ったり、他の金融サービスの契約ができるようになったりしています。
それに伴い、高校の家庭科の授業において「金融教育」が開始されています。
学校で株式・債券・投資信託などの商品知識を学び、金融リテラシーを高めることが目的です。
これからの若い世代は、投資することが常識になりつつあります。
しかし、実際どのくらいの方が投資をしているのか、また投資に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。
今回は、2022年7月~9月に株式会社イー・カンパニーが、親子マネー講座「お金のいっぽ」「投資のきほん」に参加した保護者に対して行った「投資についての意識調査」(2023年8月1日公表)の結果から、投資のイメージを探ってみましょう。
さらに、投資のリスクを抑える方法なども解説します。
※編集部注:外部配信先では【円グラフ】などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
投資についての意識調査の結果「投資のイメージは悪?」
株式会社イー・カンパニーによる「投資についての意識調査」の結果から、投資に抱くイメージを紹介します。
投資についての意識調査1:投資の経験はありますか?
投資を全くしたことがない人は「32.9%」。残り、約7割の方が投資経験ありです(【円グラフ参照】)。
投資割合は、金融資産の1割程度の方、1割~半分以下の方、半分以上の方などいろいろです。
金融資産のどの程度を投資に回すかについては、個々の「リスク許容度」により異なります。リスク許容度とは、自分の資産に対する気持ちの余裕度のことです。
投資は利益も得ることもできますが、損をするときもあります。
それに対して、自分がどれくらいまでのマイナスでも受け入れることができるかを知っておき、それにあわせて投資割合を決めることが大切です。
金融資産の1割程度の方は、金融資産の半分を超えて投資をしている方よりもリスク許容度が低いといえます。