投資についての意識調査2:どのくらいの期間、投資の経験がありますか?

投資の経験として一番多いのは、投資経験が10年以上という方で「35.7%」。

次は、3年未満の方が「28.6%」となっています。iDeCoの対象者が拡大したことや、つみたてNISAの開始などが大きく影響しているようです。

投資についての意識調査3:子どもに投資を教えたいですか?

子どもに投資をぜひ教えたい・教えたいという、投資に前向きな回答が約9割を占めています。

年金問題などもあるため、これから投資で資産形成することは必須と考えられているようです。

これらの回答からは、多くの方が、積極的に投資を行った方がよいと感じているのでは?と捉えることができそうです。

しかし、「投資のイメージの自由回答」には、以下のようなネガティブ意見があります。

投資についての意識調査4:投資イメージのネガティブ意見

  • 危険なリスクがあるのではないのか、分からないから怖い
  • 失敗してお金を失うイメージ
  • 借金とかの悪い意味だと思った!
  • リスクの大きいもの。お金に余裕がある人がやるイメージ。
  • 勉強するまではギャンブルのイメージが強かった
  • はじめてみたいが、どれが良いかわからない
  • 難しくて怖いイメージが怖く、素人は手を出さない方がいいものだと思っていた

投資は、ハイリスク・ハイリターンの投機というイメージ、お金を持っている人が取り組むこと、どれがよいかわからない…など、投資についてのステレオタイプな意見が並んでいます。

上記の意見には「リスク」という言葉が使われています。

リスクとは「リターン(収益)の振れ幅のことを指し、そのため結果が不確実であること」をいいます。

振れ幅が大きい金融商品は、運用による大きな収益が期待できる一方、損失を被った場合も大きくなる可能性があります。

また、振れ幅が小さい金融商品を選べば、損をする可能性は小さくなりますが、収益もあまり期待できません。

リスク=大きな儲け・大きな損というイメージで捉えると、投資は投機になってしまいます。

しかし、リスクの意味を正しく「振れ幅のこと」と理解すれば、大きなリターンを得ることもあれば、大きな損失を被ることもあることがわかります。

そこで、リスク(振れ幅)を小さくするにはどうすればよいのでしょうか。