iFree TOPIXインデックスは大和アセットマネジメントのインデックスファンドです。

国内の株式市場を投資対象としている銘柄です。2023年4月28日時点で純資産総額は96億円を突破しています。

今回はiFree TOPIXインデックスの概要やメリット、評判、運用できるオススメ証券会社などを解説します。

iFree TOPIXインデックスに興味を持っている方はぜひ参考にしてください。

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この記事を読んでわかること

  •  iFree TOPIXインデックスの概要
  •  iFree TOPIXインデックスのメリット
  •  iFree TOPIXインデックスの評判

iFree TOPIXインデックスとは?商品の概要を紹介!

iFree TOPIXインデックスは国内の株式に投資する銘柄です。

インデックス運用のため国内の株式市場の値動きに連動するよう設計されています。

主な実績やステータスは下記の通りです。

項目

内容

騰落率(期間収益率)

+ 11.1%(過去1年)
+ 50.4%(過去3年)

ベンチマーク

TOPIX

購入時手数料

0円

信託財産留保額

0円

信託報酬率

0.154%

投信会社名

大和アセットマネジメント

価格(1万口当たり)

1万7726円

分配金(設定来)

0円

純資産総額

96億円

非課税制度

・NISA
・iDeCo

主な取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
・auカブコム証券

主な取扱金融機関(iDeCo)

・auアセットマネジメント

iFree TOPIXインデックスに100万円を投資した場合、過去3年で約50万4000円の利益が得られました。

手数料は購入時手数料が無料、信託財産留保額も無料となっています。また、主な手数料であり保有額に対して年率でかかる信託報酬は0.154%と十分低めの設定です。

設定来分配金は0円のため、「分配金なし」のファンドを求めている人におすすめです。

ワンポイント

分配金なしの場合、利益は再投資されて再び元本として運用されます。このサイクルにより元本と利益が相互に大きくなる「複利効果」が期待できることから長期で資産形成を行う人におすすめです。

組入銘柄数は2141銘柄で、内訳は以下の通りです。

<組入上位10業種>

業種

比率

電気機器

17.3%

情報・通信業

8.3%

輸送用機器

7.2%

卸売業

6.1%

化学

6.0%

銀行業

5.8%

医薬品

5.4%

機械

5.2%

サービス業

5.0%

小売業

5.0%

<組入上位銘柄10社>

社名

割合

トヨタ自動車

3.4%

ソニーグループ

3.0%

TOPIX先物 0506月

2.5%

キーエンス

2.0%

日本電信電話

1.8%

三菱UFJフィナンシャル・グループ

1.7%

第一三共

1.3%

武田薬品

1.3%

三井住友フィナンシャルグループ

1.3%

日立製作所

1.2%

組入上位の割合は、電気機器が17.3%、情報・通信業が8.3%となっています。また組入上位銘柄で最も割合が高いのはトヨタ自動車です。

iFree TOPIXインデックスは非課税制度のNISA及びiDeCoに対応しています。

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iFree TOPIXインデックスのメリット3選!

iFree TOPIXインデックスの主なメリットは以下の3ポイントです。

  • 安定した運用が期待できる
  • 低コストで運用できる
  • 日本経済や日本企業に関心が持てる

それぞれ詳しく紹介します。

安定した運用が期待できる

iFree TOPIXインデックスは国内の株式に投資するインデックス型投資信託です。

日本国内2000社以上の銘柄に投資することからリスク分散が効いており、安定した成長が期待できる商品です。

低コストで運用できる

投資信託で最も気をつけるべきコストは保有額に対して年率でかかる信託報酬です。

金融庁のデータによれば、つみたてNISAの対象商品で投資先を国内とするインデックス型投資信託の信託報酬平均は年率0.27%となっています。同じ分類に所属するiFree TOPIXインデックスの信託報酬は0.154%と、同系統の投資信託の中では十分低めです。

iFree TOPIXインデックスはコストを抑えた投資信託運用にもおすすめできる商品となっています。

日本経済や日本企業に関心が持てる

TOPIXは日本の株式市場の動きを反映した指数です。1968年1月4日を基準とし、東証一部(現・東京証券取引所プライム市場)における時価総額がどのように上昇・下落してきたかを示しています。

時価総額は「株価×発行済株式数」で求められる金額であり、TOPIXの場合はどれくらいの金額が日本の株式市場に流れているかがわかる指標となります。

iFree TOPIXインデックスはTOPIXに値動きが連動するよう設計されているため、商品を保有しているだけでも自然と日本経済や日本企業の動向に目が向くようになるでしょう。

知識が深まるほど投資は面白くなるので、TOPIX連動型のインデックス投信であるiFree TOPIXインデックスを購入することで、日本経済に対する勉強のモチベーションを高められる点は大きなメリットです。

iFree TOPIXインデックスの評判を紹介!

ここではiFree TOPIXインデックスの評判を紹介します。

  • つみたてNISA対象のTOPIX連動型投信としてはおすすめ!理由は信託報酬が安いから!
  • 2010年代は米国株に対して日本株はダメダメでした。今年以降は日本株の時代が来ると信じたい・・・

iFree TOPIXインデックスに関する口コミとしては、TOPIX連動型投信としては信託報酬が安いことをポジティブに捉えるコメントが見られました。一方、日本株が米国株に比して、この10年間まったく振るわなかったことを指摘する声もありました。

iFree TOPIXインデックスを運用できるおすすめの証券会社3選!

  1. SBI証券
  2. 楽天証券
  3. マネックス証券

1. SBI証券

SBI証券は、2023年中に国内株の手数料無料化を目指しており、コスト意識が高い人であれば注目必須の証券会社です。
国内の個別銘柄はもちろん、米国株をはじめ世界9カ国の銘柄に投資できます。米国株の取扱銘柄数は6000を超えており、主要ネット証券最高水準。

現在、国内株は0円から取引可能であり、IPO取り扱い銘柄数も、主要ネット証券(SBI・楽天・松井・マネックス・auカブコムの5社)の中ではダントツの実績を誇っています。

また、投資信託のサービスも充実しており、保有額の最大0.25%がPontaポイントやTポイントとして還元されるほか、投資信託の購入には「Tポイント」「Pontaポイント」を1ポイント1円として利用できるので、少額から投資したい方にも最適です。

投資信託の購入に三井住友カードを利用すれば、最大5%のポイント還元が受けられ、たまったVポイントは1ポイント1円で投資信託の買付に利用できるほか、景品との交換やキャッシュバックサービスにも使えます。

おすすめポイント

  • 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
  • 投資信託の保有でTポイントやdポイントがたまる
  • 三井住友カードの投信クレカ積立で最大5.0%のVポイントがたまる
  • IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
  • 充実の米国株&投資信託ラインナップ

【関連記事】SBI証券のメリットとデメリットを解説!どのような個人投資家に向いているのか【CFP監修】

2.楽天証券

楽天証券は800万口座を超えている日本屈指の証券会社です。
楽天カードを使って投信積立を行うと、ポイント還元率最大1%で楽天ポイントが貯まるほか、投資信託の購入に楽天ポイントを利用できます。

そのため「普段から楽天ポイントを貯めている方」におすすめのネット証券会社です。
また、楽天証券と楽天銀行を連携するマネーブリッジを利用すれば、楽天銀行の普通預金金利が最大0.1%になるのも魅力的。株の購入時には、証券口座の不足分が楽天銀行の普通預金残高から自動入金される自動入出金(スイープ)サービスも便利です。

おすすめポイント

  • 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
  • 投資信託の保有で楽天ポイントがたまる
  • 楽天カードで投資信託を購入すると楽天ポイントがたまる
  • 充実のつみたてNISAラインナップ
  • 楽天銀行との連携で普通預金金利が0.1%にアップ

3.マネックス証券

マネックス証券は、米国株の取り扱い数が多く、多くの米国株ユーザに利用されている証券会社です。

投信サービスも魅力的であり、マネックスカードを使って投資信託の自動積み立てを行うと、ポイント還元率1.1%でマネックスポイントが貯まります。

たまったポイントは投資信託の買付や他社ポイントへの移行などに利用可能です。

さらにマネックス証券は、IPO抽選が完全平等性なのも魅力の一つです。

証券会社によっては預かり資産の量などによって当選しやすさが決まるため、投資初心者がいきなり当選するのは簡単ではありません。

完全平等な条件で抽選されるマネックス証券なら、他の証券会社より当選しやすいでしょう。

おすすめポイント

  • 米国株&中国株に強い
  • マネックスカードの投資信託積立ならポイント還元率1.1%
  • IPO抽選は完全平等性
  • IPO投資でNISA口座が使える
  • 便利なロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」

iFree TOPIXインデックスは国内株で長期投資をしたい人におすすめ!

iFree TOPIXインデックスは、投資を始めたばかりの初心者の方や長期投資による安定運用を目指す方、また日本経済に投資したい方などにおすすめです。

iFree TOPIXインデックスは幅広く日本の上場企業へ投資することから分散性が高く、安定した値動きが期待できる投資信託商品です。じっくり資産を育てる長期投資向きと言えるでしょう。

長期投資を実施する上で重要なポイントは信託報酬です。一般的なインデックスファンドの信託報酬は年率0.2%など日々かかるコストとなるため、長期で運用するほどその金額は馬鹿にできないものとなっていきます。iFree TOPIXインデックスであれば信託報酬は十分低い水準と言えるでしょう。

ここまでで、iFree TOPIXインデックスに興味を持った方は、本記事で紹介した証券会社等も活用して情報を集めてみるといいでしょう。

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まとめ

iFree TOPIXインデックスは以下の方におすすめです。

  •  投資を始めたばかりの初心者の方
  •  長期投資による安定運用を目指す方
  •  日本経済に投資したい方

参考資料

MeChoice編集部