イオン(8267)の株価は2022年末以降は下落基調となりました。

2022年12月の高値であった12月27日終値の2870円から翌1月17日の2523円と、この間約12%の下落を示しています。

その後は2カ月ほど横ばいの局面が続き、4月に入って再び株価は上向き始めています。

イオン株式会社の2022年12月以降の株価の推移(終値ベース:円)2022年12月1日~2023年4月21日

出所:各種資料をもとに筆者作成

2022年末年始にかけては新しい材料はあまりなかったのですが、年末年始の薄商いの中で配当性向の高さなどイオンにもともと向けられていた懸念を元に出た売りの影響が大きくなったと考えられます。

一方で、1月や4月に発表された好決算が下落の歯止め、そして反転のきっかけになったと考えられるでしょう。今回はイオンの株についてみていきます。

※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
※株式分割の影響は全て遡及修正して株価を調整しています。

【注目記事】【日本郵船の株(9101)】配当金や株主優待、リスクとは。商船三井・川崎汽船とも比較