近年高配当銘柄として人気のある「海運株」。
その中でも日本郵船(9101)の株に興味を抱かれている方もいるのではないでしょうか。
株式投資で気になるのは主に「株価・配当金・株主優待・リスク」でしょう。
今回は日本郵船について確認した後、商船三井と川崎汽船とも比較していきます。
※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
※株式分割の影響は全て遡及修正して株価を調整しています。
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1.【日本郵船(9101)の株】配当金のこれまでの推移と配当利回りは
まずは日本郵船のこれまでの配当金推移を確認しましょう。
1.1 日本郵船の配当金の推移
- 2018年度:3円
- 2019年度:7円
- 2020年度:67円
- 2021年度:484円
- 2022年度:510円(予想)
※株式分割後基準
日本郵船は2022年9月30日を基準日および10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っており、上記は株式分割後になります。
これまでの推移を見てわかる通り、日本郵船は高配当銘柄の一つといるものの、近年になって配当金が増えたため今後配当金の水準が変わる可能性も考えられます。
なお、日本郵船の配当利回りは15.53%(2023年4月24日終値3283円)となっています。