6. あえてペット不可物件を探す人を狙う
物件をペット可にする前に注意したいのが、周囲にある他の賃貸の状況です。
ペット可の物件が周りに多いようでは、せっかく部屋の改修などをしても入居者が集まらない可能性があります。
もしそうした地域でどうしても不動産投資を行うなら、あえてペット不可物件にするのも戦略の一つです。
賃貸を借りる人のなかには、動物アレルギーなどの問題であえてペット不可の物件を探す人もいるためです。
どんなニーズがあるとしても、それが取り合いになっては十分な収益が見込めません。周囲の物件をしっかり調査し、勝てる物件を選ぶようにしましょう。
7. まとめ
コロナ禍以降は家で過ごす時間が増え、家族の一員としてペットを飼いたいという人が増加しています。
単身世帯や高齢者世帯が増えるこれからは、この傾向がさらに加速していくことも予想できます。
今後はペット可物件の需要が増す可能性は高く、大きなチャンスを秘めた投資対象といえます。
ただし確実に収益を得るには、ペットを飼う人のニーズを満たす物件にしたり、周辺の競合状況を調べたりなどしっかりと計画を練ることも大切です。
一度、不動産会社に相談し、プランを立ててみてはいかがでしょうか。
※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。
参考文献
LIFULL HOME'S 不動産投資編集部