2024年からはじまる予定の新NISA。
NISA制度の中でも、毎月一定額を積み立てる「つみたて投資」が気になっている方もいるでしょう。
日本証券業協会「NISA口座開設・利用状況調査結果(2022年9月30日現在)について」によれば、つみたてNISA口座数は多い順に「30歳代(155万口座)」、「40歳代(116万口座)」、「20歳代(107万口座)」などとなっており、50歳以上に比べて若い世代での人気がわかります。
今回は新NISAに向けて、つみたて投資のメリット・デメリットとシミュレーションをご紹介します。
新NISAとは?「つみたて投資枠」は年120万円へ
まずは2024年からはじまる予定の新NISA制度を確認しましょう。
新NISA「成長投資枠」
- 年間投資上限額:240万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:上場株式・投資信託など
新NISA「つみたて投資枠」
- 年間投資上限額:120万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:投資信託やETF
非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能
現行のNISA制度と比べ、新NISAは成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能となり、年間投資上限額が増え、非課税保有期間も無期限化される予定です。
特につみたて投資枠は年120万円になるため、月10万円の運用が可能になります。