滋賀県・奈良県・和歌山県にも地域ごとの違いが

本文内で紹介しきれなかった滋賀県・奈良県・和歌山県にも、地域ごとに違いがあります。

滋賀県の場合、京都に近い場所ほど京都方言の影響が濃く、北陸方面へ北上するにつれ薄れる傾向にあります。

特に湖北(琵琶湖の北側)では、「〜やある」のような独特の言い回しが見られるそうです。

また、奈良県内でも北中部の奈良弁・大和弁と南部の奥吉野方言、和歌山県内でも北・中・南部では異なるのだとか。

今回は府県ごとに項目を分けて紹介しましたが、実際の方言は、グラデーションするように緩やかに異なっているのかもしれません。

ひょっとすると、関西エリアで話されている言葉を「関西弁」と一括りにするのは難しいのでは?

あなたはどう感じたか、ぜひ周りの人と話し合ってみてくださいね。

※4/17 読者の方からご指摘をいただき、一部内容を修正しました。

参考資料

太田 彩子