入社式を終え、日々新たな仕事に慣れるために奮闘している新社会人も多いでしょう。

新たな仕事とともに考えたいのが「お金」のこと。自分のお金で生活するからこそ日々のやりくりを考えたり、また老後不安が強い現代では将来の備えも考えはじめたいところです。

今回は株式会社マネーフォワードが『マネーフォワード ME』の18歳以上の利用者169名を対象に行った、新社会人の時期に「取り組んでおいてよかった」「当時取り組めばよかった」と思うお金のアクションについてアンケート調査をみていきます(2023年3月28日公表)。

後悔することのないよう、新社会人ライフを過ごしていきましょう。

新社会人の頃「やっておけばよかったお金のこと」1位は投資

株式会社マネーフォワードの調査より、 新社会人として生活を始めた時期に「(当時は行っていなかったが)取り組めばよかった」と感じるお金のアクションをみていきましょう。

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出所:株式会社マネーフォワード調べ

  • 「投資を行う(27.2%)」
  • 「投資について学ぶ(24.3%)」
  • 「税金や各種控除等の社会制度の仕組みを知る(15.4%)」
  • 「収支状況を知る(11.8%)」など

1位と2位は投資に関する内容となりました。

投資といえば「リスクが怖い」「よくわからない」印象が強いですが、NISA制度により若い世代での印象も変化しつつあります。

3位は税金や各種控除などの社会制度となっています。給料の額面と手取りは違うもの。何がいくら引かれているのか、まずは給与明細をきちんとみることも大切でしょう。

また、基本的に「収入-支出=貯蓄」となっています。収支状況を知ることで、より確実に貯蓄ができるでしょう。

早くからはじめればよかった投資1位は「NISA」

投資について、実際に早いうちから行っておけばよかったと感じる投資、投資制度をみると1位「つみたてNISA、NISA制度の活用(41.3%)」、2位「投資信託(26.1%)」、3位「株式投資(個別)(23.9%)」となりました。

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出所:株式会社マネーフォワード調べ

1位のNISAは、通常運用益に対して約2割かかる税金が非課税になるお得な制度です。

中でもつみたてNISAは初心者でもはじめやすく、日本証券業協会「NISA口座開設・利用状況調査結果2022年9月30日現在)について」によれば、全年代で見ても20~40歳代の若い世代の口座数が多くなっています。

つみたてNISAで行うような積立投資には、利息に利息がつく「複利の効果」というものがあります。

複利の効果は基本的に長期間保有するほど発揮されるため、「早くからはじめておけばよかった」と思われる方もいるでしょう。

2024年から新NISAがはじまる予定。制度の確認を

先ほど1位に挙がったNISAですが、2024年からは新NISAがはじまる予定です。新NISAの概要を見てみましょう。

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出所:金融庁「新しいNISA」

新NISA「成長投資枠」

  • 年間投資上限額:240万円
  • 非課税保有期間:無期限
  • 投資対象商品:上場株式・投資信託など

新NISA「つみたて投資枠」

  • 年間投資上限額:120万円
  • 非課税保有期間:無期限
  • 投資対象商品:投資信託やETF

非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能


新NISAでは、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の併用が可能になります。

先ほど挙がったように「積立投資をしながら株式投資」といったことも可能になります。

ただし、運用にはリスクがあります。また、金融商品や運用方法によって、特徴やリスクなどは大きく異なります。

これからはじまる長い社会人生活、そして自分の長い人生を考えても、月の収支や税金を確認しつつ、NISAや金融商品について情報収集からはじめるといいでしょう。

参考資料