老後に向けた対策4選
老後になれば、医療費、介護費、リフォーム費、子や孫への援助資金など、新たな支出が生まれます。
そんな中、どうしても必要な支払いもありますが、無理する必要のないものもあります。
早めに見極め、晩年になり「お金がない…」ということのないよう対策しておきましょう。
そのための対策として次の4つを紹介します。
老後に増える出費対策1:老後の収支バランスを把握する
老後の収支バランスをしっかり把握しておきましょう。
例えば、老後にもらう年金で日々の生活を賄い、退職金や老後までの貯蓄が2000万円あるとすれば、介護枠に1000万円、リフォーム枠に500万円。
残り500万円を、旅行・趣味・孫へのプレゼント枠にするなど、優先順位の高い支出ごとにお金を分けておきましょう。
必要な資金ごとに別枠で管理しておけば、後年、貯蓄が底をつき、介護のお金が無い…という事態を避けられます。
老後に増える出費対策2:住まいのリフォームは計画的に行う
持ち家として住む場所がある安心感は大きいですが、必要に応じてバリアフリーにしたり、老朽化した部分のメンテナンスをしたりすることになります。
何度も家に手を入れれば、その分工事費もかかります。
住まいのリフォームをするときは、必要になる箇所をまとめて洗い出し、予算と見比べながら、どうするか決めましょう。