政府は「年収の壁」の見直しを検討しています。
年収の壁には所得税が発生する「103万円の壁」、一定要件を満たせば社会保険加入となる「106万円の壁」、扶養を外れて社会保険に加入する「130万円の壁」、配偶者特別控除が段階的に縮小する「150万円の壁」などがあります。
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出所:内閣府男女共同参画書「令和4年版男女共同参画白書」
パートで働く女性にとって、特に社会保険加入となる「106万円の壁」や「130万円の壁」は、手取りが減ることもあり悩みどころではないでしょうか。
今回はLIMOのInstagramで、フォロワーの方に「年収の壁」に関する調査をおこないました。「年収の壁」に対する皆さんの本音を見ていきましょう。
パートの「年収の壁」意識する70%
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出所:Instagram「limo.media」
まずはパートで働く方に「年収の壁」を意識するか聞きました。
パートで働く女性に聞きます。所得税が発生する「103万円の壁」や社会保険加入となる「106万円の壁(諸条件あり)」「130万円の壁」など、「年収の壁」を意識しますか?
- 意識する:14票(70%)
- 意識しない: 6票(30%)
※回答数:20
年収の壁を意識する方は7割と多数を占めました。所得税や社会保険料、配偶者特別控除など家計にも関わってくるため、意識される方は多いでしょう。
一方で、意識しないという方も3割いました。
【年収の壁】パートの社会保険への加入「希望する・しない」は半々に
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出所:Instagram「limo.media」
2022年10月にパートの社会保険適用が拡大されました。
いわゆる「106万円の壁」で、一定要件を満たせばパートの方も社会保険に加入し、厚生年金や健康保険料等を支払うことになります。
2024年にはさらにパートの社会保険適用が拡大される予定ですが、社会保険への加入を希望するか聞きました。
2022年10月にパートの社会保険適用が拡大されましたが、社会保険への加入は希望しますか?
- はい:5票(50%)
- いいえ:5票(50%)
※回答数:10
社会保険の加入については、希望する人としない人が半数ずつという結果になりました。
社会保険への加入はメリットがあり、厚生年金に加入すれば将来の年金受給額が増え、健康保険に加入すれば傷病手当金や出産手当金が支給されるようになります。
老後や万が一に備えられるのは、大きなメリットでしょう。
一方で社会保険料を支払う分、手取りは減ります。だからと働く時間を増やしたくても、特にお子さんがいるご家庭では働く時間を急に増やすのは難しい方も多いでしょう。
自民党によれば、2022年10月のパートの社会保険適用の拡大により、多くの事業所で「働き控え」が起こり、年末にシフトを回せないといった事態が発生したとのことです。
【年収の壁】動向を見ながら長い目て見たライフプランの検討を
少子高齢化の影響により、さまざまな制度の改正案が挙がっています。
「年収の壁」についても見直しが検討されているように、今後変更される可能性は高まっているでしょう。
「年収の壁」の動向を引き続き見ながら、今すぐは難しくても、少し長い目で見たライフプランを検討してみるといいでしょう。
調査概要
- 調査日:2023年3月24日(金)
- フォロワー数:4311人(調査時点)
参考資料
- Instagram「limo.media」
- 自民党「「106万円・130万円の壁」どんな課題?何が論点?Q&A形式で解説します」
- 内閣府男女共同参画書「令和4年版男女共同参画白書」
- 厚生労働省「配偶者の扶養の範囲内でお勤めのみなさま」
宮野 茉莉子
