【日本人の貯蓄】平均と中央値はいくら?単身・二人以上世帯で確認
金融広報中央委員会「令和4年(2022年)家計の金融行動に関する世論調査[総世帯]」によると、日本人の平均貯蓄額は1150万円、中央値は250万円です。
続いて、日本人の平均貯蓄額を「単身世帯」「二人以上世帯」に分けて、確認しましょう。
【日本人の貯蓄】平均と中央値(単身世帯)
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」によると、単身世帯の平均貯蓄額は871万円です。
平均値871万円に対して、中央値は100万円と700万円以上もの差があります。
同調査によれば、金融商品を「いずれも保有していない」と回答した世帯が4.9%を占めており、世帯間の経済格差が激しいことが分かります。
平均値は直近10年で750万円から1000万円程度で推移していますが、毎年増加しているわけではありません。
【日本人の貯蓄】平均と中央値(二人以上世帯)
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」によると、二人以上世帯の平均貯蓄額は1291万円です。
平均値1291万円に対して、中央値は400万円です。こちらも約900万円の差が開いています。
同調査によれば、貯蓄ゼロ世帯は2.6%です。
単身世帯より貯蓄額が多いですが、平均値と中央値の開きがあり、単身世帯同様に世帯間格差が大きいことが分かります。
直近10年は1100万円程度で推移していますが、コロナ禍の2020年、2021年に貯蓄額が増加しています。