約7割の女性が出産を機に退職していた
少し古い統計にはなりますが、厚生労働省の「平成20年度両立支援に係る諸問題に関する総合的調査研究報告書(委託調査:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)」によると、出産前まで働いていた女性の約7割が「出産を機に退職」をしており、仕事と育児の両立の大変さがうかがえます。
また、妊娠や出産の前後で仕事を辞めた理由としては、「仕事と育児の両立が難しかった」「解雇・退職勧奨された」という意見が3割強もいました。
では、近年ではどのように情勢が変わっているのでしょうか。
仕事と子育てが両立できるような制度が増加傾向にあるものの、その制度自体を知らなかったり、利用するタイミングがなかったりと、まだまだ積極的に活用できていない状況にあるといえます。
次章で詳しくみていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)