昨今、リスキリングや副業など専門スキルを活かし、収入アップを目指す方がふえているように感じます。

多くの方が給料アップを願う理由の一つとして、将来資金への不安があり貯蓄したいからという理由を挙げる方が多いのではないでしょうか。

毎月の給料明細をみてみると、健康保険料や厚生年金保険料など社会保険料が差し引かれ、自分は将来年金をいくらもらえるのだろう、と気になる方も少なくないでしょう。

老後に受け取れる年金は現役時代の働き方や納付状況によって異なるため、将来の年金額は一人ひとり違ってきます。会社員の場合は、「厚生年金」がもらえますが、当時の年収をもとに計算されるため、個人差が生じます。

厚生労働省「令和3年度(2021年)厚生年金・国民年金事業の概況」によると、厚生年金保険(第1号)の平均月額は14万3965円となっています。

今回は、厚生年金の平均額に注目し、平均月額14万円3965円を受け取れる方の現役時代の年収がいくらだったのかを確認したいと思います。

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