リタイア後の月の収入はいくら?
では、仕事を辞めてリタイアした後の収入はどうなるでしょうか。
一般的には以下から収入を得る方が多いと思います。
リタイア後の基本的な収入源
- 公的年金(国民年金、厚生年金)
- 私的年金(企業型確定拠出年金、国民年金基金、個人年金保険など)
- 不労所得(株式や投資信託、不動産など)
- 貯蓄
基本的には公的年金を主な収入源とする方が多いでしょう。
厚生労働省によれば、令和5年度の国民年金と厚生年金の年金額は以下の通りです。
令和5年度の国民年金と厚生年金の年金額
- 国民年金(満額):6万6250円(新規裁定者。68歳以上の方は6万6050円)
- 厚生年金(モデル夫婦2人分の国民年金と厚生年金):22万4482 円
国民年金は満額となっており、加入期間に応じて受給額は変わります。また、厚生年金は平均額であり、加入期間だけでなく収入によっても受給額が異なるため、個人差が大きくなっています。
たとえば夫婦で国民年金の場合、満額でも月約13万円の収入になります。
公的年金は原則65歳から受給開始となり、生涯受給する老後資金の柱になります。ご自身の将来の受給予定額をねんきんネットなどで確認することは大切でしょう。