3.「月平均14万円」を目指すための方法
現時点での女性の平均受給額は月額にして約10万円です。
その前後である年金月額9~12万円の人数は約222万人(41.6%)います。
この方々は、全体の平均である月額約14万円までもう少しであり、今からの取り組み次第では、平均額を十分目指せる圏内といえます。
次は、月平均14万円を目指す方法を紹介します。
3.1 月平均14万円を目指す方法1:年金を5年ほど繰下げる
公的年金が受給できるのは原則65歳から。
しかし、年金の受給開始を繰下げすると、1ヶ月あたり0.7%多く年金を受け取れます。
繰下げは66~75歳まで、1ヶ月単位でできます。
たとえば、70歳まで繰下げると年金を「0.7×60ヶ月=42%」も増額できます。
現状、年金が月10万円だったとしても、5年間繰下げをして年金が42%増額すれば「10万円×1.42%=14万2000円」となります。