世帯主が40〜50歳代の家庭における「毎月の支出額」は他の年代よりも多い?

総務省は世帯主の年代別に1カ月あたりの支出の平均額を公表しています。

参考までに、総務省「家計調査 家計収支編 世帯主の年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出(2022年 10~12月期)」をもとに年代別の総世帯の消費支出を確認しましょう。

出所:総務省「家計調査 家計収支編 世帯主の年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出(2022年 10~12月期)」をもとに筆者作成

世帯主の年齢が40〜49歳、および50〜59歳の世帯の支出額は30万円を超えて、他の世代と比べて高くなっています。

食べ盛りのお子さんがいるため「食料費」がかかるほか、家族の人数に適した広さのある住居が必要となるため「住居費」を安くおさえることが難しい年代と言えるでしょう。

加えて、40〜50歳代はお子さんの「教育費」にもお金がもっともかかる時期といえます。

同調査では世帯主が50〜59歳代の世帯における「仕送り金」の金額についても、1万2206円と他の世代よりも高くなっています。上記はあくまで平均であり、個人差があるでしょう。