3. 高額受給者は現役時代どれほど稼いでいた?【年収】
ここで気になるのが、これだけの年金を受給するために納める「厚生年金保険料」や年収ではないでしょうか。
まずは厚生年金の保険料が決まる過程を見ていきましょう。
3.1 厚生年金の保険料の計算方法
「標準報酬月額」について、4月から6月までの収入額に基づいて算出されます。
標準報酬月額を厚生年金の「保険料額表」にあてはめることで、年金保険料が決まっていきます。
年金保険料は、会社と自己負担で折半し、毎月の給与から天引きされます。
参考までに、日本年金機構の「標準報酬月額表」から、30段階目以上の年金保険料の負担額(会社と折半した後の金額)を確認します。
- 30段目…5万3985円(標準報酬月額:59万円)
- 31段目…5万6730円(標準報酬月額:62万円)
- 32段目…5万9475円(標準報酬月額:65万円)
3.2 厚生年金の受給額の計算方法
厚生年金の受給額は、下記の式で決まります。
- 2003年3月以前:平均標準報酬月額×7.125/1000×2003年3月までの加入期間の月数
- 2003年4月以降:平均標準報酬額×5.481/1000×2003年4月以降の加入期間の月数
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)