3.「国民年金と厚生年金」保険料の違い
毎月支払う「年金保険料」も、国民年金と厚生年金では異なります。
3.1 国民年金
国民年金の保険料は、一律で1万6590円(2022年度の水準)と決められています。
40年間納めれば満額の老齢基礎年金が受け取れますし、未納期間があればその分が差し引かれるという仕組みです。
支払い方法は現金、口座振替、クレジットカード払い等から選べます。
また2023年2月20日からは、キャッシュレス決済もスタートします。
3.2 厚生年金
厚生年金の保険料は、標準報酬月額×18.3%で算出し、その半分を支払います(事業主と折半)。
例えば標準報酬月額が32万円の人の場合、5万8560円を会社と折半するため、本人の負担は月額2万9280円です。
本人の収入に連動するという性質上、年収が高い人ほど保険料が高くなるのが特徴です。