厚生年金と国民年金の違い5選。保険料や加入資格等を一覧表で確認 2月は今年最初の年金支給月

2.「国民年金と厚生年金」受給額の違い

国民年金と厚生年金では、受給できる年金の水準が異なります。

2.1 国民年金の満額や平均月額

国民年金の場合、満額は年額約78万円です。

また2022年12月に公表された厚生労働省「令和3年度　厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、平均月額は5万6368円（男性：5万9013円、女性：5万4346円）でした。

老後は国民年金だけという場合、心もとなく感じる方も多いでしょう。

2.2 厚生年金の平均月額

続いて同資料より、厚生年金の受給額平均（国民年金を含む）を見ていきます。

平均月額は14万3965円（男性：16万3380円、女性：10万4686円）でした。男女差が見られますね。

厚生年金と国民年金の平均月額を比べると、水準が大きく異なることがわかります。