厚生年金と国民年金の違い5選。保険料や加入資格等を一覧表で確認
2月は今年最初の年金支給月
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老後の生活を支える柱となるのが、公的年金です。
しかし、実際には自分がいくらもらえそうなのかあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。
2月は今年最初の年金支給月でもあります。
この機会に、国民年金と厚生年金の違いを整理し、見込額の確認方法を知っておきましょう。
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1.「国民年金と厚生年金」加入者の違い
日本の公的年金には国民年金と厚生年金があり、2階建ての構造をしています。
1.1 国民年金(老齢基礎年金)
1階部分にあたる国民年金(老齢基礎年金)には、日本に住む20~60歳未満の方が原則加入します。
保険料は一律で、2022年度は月額1万6590円、2023年度は1万6520円です。
40年間納めることで満額の年金が受け取れますが、未納や免除された期間があればその分減ってしまいます。
1.2 厚生年金(老齢厚生年金)
公務員や会社員などは、国民年金に上乗せして2階部分の厚生年金にも入ります。
上記のように整理すると、「国民年金加入者」と「厚生年金加入者」にわかれるわけではないことがわかります。
正しくは、「国民年金のみに加入している人」と「国民年金+厚生年金に加入している人」といえますね。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)