2. 「明日のパン」

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少し前に話題になった「明日のパン」。

読売テレビ・日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」内で紹介されたことをきっかけに、「全国区じゃなかったのか」という驚きの声があがりました。

関西以外の地域でも意味が全く通じないわけではありませんが、微妙なニュアンスの違いがあるようです。

「明日食べるパンを買う」、「明日の朝ごはんを買う」という言い方はするけれど、「明日のパンを買う」とは言わないという声もあがりました。

関西では朝食としてパンを食べることも多く、総務省の「家計調査2019年(令和元年)~2021年(令和3年)平均」ではパンの消費量上位5を神戸市、京都市、岡山市、堺市、大津市が占めます。

お米と違い、消費期限が短いという性質から、「明日のパン」という表現が定着したのかもしれませんね。