3. 食べ物に対する「お○○さん」

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いなり寿司は「おいなりさん」、お粥は「おかいさん」、芋は「おいもさん」のように、食べ物に対して「お○○さん」と表現するのも、関西の人が多いようです。

関西以外の地域の人からは、「上品でいいと思う!」「なんだか響きがかわいい」「食べ物に対して「お○○さん」って丁寧過ぎない?」など、様々な声が。

食べ物に対する「お○○さん」という表現については、筆者の周りにも以下のようなエピソードがあります。

  • 保育園へお迎えに行き、「今日の晩御飯はおいなりさんにしよか」と子どもと話していたところ、後日ほかのお母さんから「○○さんって言葉遣いが上品よね」と言われた。
  • 体調が悪いから「今日はおかいさん食べるわ」と言ったところ、関東の友人から「えっ、女将さんを食べる!?」と驚かれた。

食べ物に対して「お○○さん」と言っていると、自分が思っている以上に丁寧な人だと思われる可能性が。

関西以外の引っ越し先に馴染みたいときは、おいなりさんは「いなり寿司」、おかいさんは「お粥」、おいもさんは「芋」「お芋」と言ってみるとよいかもしれません。