4. 子ども用自転車の「コマあり」「コマなし」「片コマ」

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子ども用自転車の「コマあり」と「コマなし」も、関西以外ではなかなか通じにくい表現です。

「コマ」とは補助輪のことで、「コマあり」は補助輪あり、「コマなし」は補助輪なしを意味します。

片方だけ補助輪が付いた状態を指す「片コマ」も、関西以外の地域ではあまり言う機会はありません。

ホームセンターで「コマありの三輪車をコマなしにするために工具を買いたい」と言って伝わらなかったり、公園でママ友と「コマなしでも自転車に乗れるようになったなぁ」と話していて、「コマなしって?」と聞き返されたりして、関西ならではの表現だったことに気づく人もいるようです。

普段使っている言葉も、もしかしたら全国区ではないかも!?

今回は関西弁に焦点を当て、実は関西以外の地域では通じにくい表現を4つ紹介しました。

日頃から使い慣れた言い回しだからこそ、引っ越し先や他の地域出身の人に指摘されて初めて気づき、衝撃を受けることもありますよね。

記事で紹介した以外にも、全国区ではない表現があるかもしれません。

言葉の違いも楽しみの一つにして、新しい生活のスタートを切りましょう!

参考資料

太田 彩子