老後の主な収入となる「公的年金」の受給開始年齢は、原則65歳から。60歳で勤務先を定年退職し、再雇用制度などを活用して65歳まで働いたら年金生活に入ろう、と計画されている方も多いでしょう。

この年金受給開始のタイミングは「60歳~75歳」までの間でずらすことができます。受け取り始める時期を後ろ倒しする「繰下げ受給」を行うと、繰下げた月数に応じた増額率が適用され、75歳(120カ月)まで繰下げた場合、年金が84%も増えるのです。

出所:日本年金機構「年金の繰下げ受給」

一見非常におトクなしくみですが、当然デメリットについても知っておく必要があるでしょう。今回は、年金の繰下げ受給のしくみを整理したあと、そのデメリットについても考えていきます。

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