定年後は収入が減ることも多く、今までの生活費を見直す必要に迫られます。
2023年に定年退職を迎える方の中には、すでに生活費を見直した方もいれば、これからという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、家計を見直す場合、行き過ぎた倹約は窮屈なだけで長続きしません。
今回は、老後に向けムリがかからず、効率よく削減するための対策をまとめます。
定年後の生活費減の第一歩は「固定費」の見直し
定年退職後、再雇用で働いた場合の収入は5〜6割ほどに減ります。
そのため、現役時代と同じ生活のままだと、毎月大きな赤字を出すことになります。
そんなとき、家計費の隅々まで見直す方もいるかもしれませんが、手間も時間もかかります。
まずは、一度見直すだけで効果の高い「固定費」を見直しましょう。
固定費というのは、毎月固定的に決まって支払うものをいいます。
自動車費用や保険料、家賃、通信費、光熱費、教育費、運動ジムなどの月会費、サプリメントの定期便などがあります。
口座から自動引き落とし設定されているものばかりのはずなので、まずは通帳で確認するとよいでしょう。
次は固定費の中で、確実に生活費を削減するための対策を3つ紹介します。