【都道府県別】自宅外通学者の割合はどれくらいか

大学費用でかかるのは教育費だけではありません。仕送り費用についても確認します。

同調査は64歳以下の男女で高校生以上の 子供を持つ保護者に行われており、子供の在学先は「大学48.5、高校34.3、高専・専修・ 各種学校6.5」などとなっていますが、自宅外通学者がいる割合は全体の28.1%でした。

出所:日本政策金融公庫「令和3年度教育費負担の実態調査結果」

自宅外通学者は地方ほど多く、都市部ほど少ないのがわかります。実際に都道府県別の1世帯あたりの自宅外通学者数について、多い県を10位まで確認しましょう。

都道府県別1世帯あたりの自宅外通学者数

  • 福島県:0.67
  • 島根県:0.67
  • 香川県:0.67
  • 鳥取県:0.66
  • 徳島県:0.64
  • 山梨県:0.63
  • 長野県:0.62
  • 福井県:0.60
  • 静岡県:0.57
  • 高知県:0.57

上記のように、山陰地方や四国地方、また首都圏の近隣である山梨や長野県などがランクインしました。

一方で、自宅外通学者数が少ない順に大阪府、神奈川県、埼玉県、千葉県、福岡県、東京都となっており、やはり都市部近郊では仕送り費用がかからないことがわかります。