仕送り費用の年間平均額は約95万円
自宅外通学者への仕送り額は、年間平均95万8000円(月額7万9000円)でした。
4年間に換算すると383万2000円となり、また自宅外通学を始めるための費用(アパートの敷金や家財道具の購入費など)は、入学1人当たり平均38万7000円です。
つまり、自宅外通学であれば、アパートの初期費用と仕送りだけで421万9000円となり、先ほどの国公立大学の4年間の費用に近い金額となります。
仕送りの平均は月約8万円ですが、進学する地域や家賃によってはそれ以上になる場合もあるでしょう。
都市部近郊は生活費がかかる印象はありますが、仕送り費用を考えると必ずしもそうとは言い切れないかもしれません。
まとめにかえて
今回は大学費用について平均額をみてきました。実際には個人差が大きいですが、まとまった金額になることは変わりありません。
早めに学費の準備ははじめたり、学費の捻出が厳しい場合には奨学金制度などを調べたり、子どもと話し合ったりするなどが必要でしょう。
参考資料
宮野 茉莉子
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)