江戸椿と貴重な椿の一部を紹介!

画像出所:西武造園株式会社

江戸椿の中で注目したいのが「椿花集」で新花の部に載せられた「紫椿(むらさきつばき)」。他では類を見ない紫色を帯びた淡紅が特徴で、幻の椿と呼ばれています。※4月開花予定

また、紅色地に白斑の千重咲きが艶やかな「菊冬至(きくとうじ)」、小輪の猪口咲きで控えめな美しさのある 「白侘助(しろわびすけ)」、花の少ない12月に開花し茶花としても人気な「数寄屋(すきや)」などがあります。

画像出所:西武造園株式会社

江戸椿以外の貴重な品種も18品種、コレクションに登録されています。その中でも貴重な品種は、鮮やかなピンクの花の中央に黄金の雄しべが美しい 「紅妙蓮寺(べにみょうれんじ)」。

さらに久留米の古種で、ドイツ人医師・シーボルトが持ち帰り欧米諸国で人気を集めた「正義(まさよし)」、長崎県の五島列島で見出された「玉之浦(たまのうら)」などがあります。