2.ねんきん定期便やねんきんネットで将来の受給予定額の確認
「非課税保有限度額は総枠1800万円、非課税保有期間が無期限」と現行に比べて運用しやすくなりましたが、それゆえ「いつでも、いくらからはじめてもいい」と捉えてしまわれる方もいるでしょう。
しかし、運用は将来を考えて計画的におこなうことが重要です。
たとえば老後資金を準備するためには、ねんきん定期便やねんきんネットで将来の受給予定額を確認することで、「老後は公的年金が毎月いくら受給できるのか。公的年金だけでは月いくら足りなくて、総額いくら用意する必要があるのか。それには今から月いくら貯める必要があるか」といった計画をたてることができるでしょう。
ねんきんネットでは、今の加入条件が60歳まで継続すると仮定した見込額をシミュレーションできます。
ただ公的年金は将来減る可能性もあり、また受け取る際には基本的に社会保険料や税金なども天引きされるため、それらもあわせて考えておきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)