2. 国民年金はこの10年で受給額が下がったのか
まずは厚生労働省年金局の「令和2年度(2021年)厚生年金・国民年金事業の概況」及び「平成28年度(2016年)厚生年金・国民年金事業の概況」より、国民年金の受給額の推移を確認していきましょう。
2.1〈2012~2016年〉国民年金平均月額
- 2012年:5万4783円
- 2013年:5万4544円
- 2014年:5万4414円
- 2015年:5万5157円
- 2016年:5万5373円
2.2〈2017~2021年〉国民年金平均月額
- 2017年:5万5518円
- 2018年:5万5708円
- 2019年:5万5946円
- 2020年:5万6252円
- 2021年:5万6368円
国民年金(老齢基礎年金)に関していうと、ここまで減少傾向は見られませんでした。